子どものおやつの幅が広がってくると、「チョコパイって何歳から食べていいの?」と気になりますよね。
チョコパイはやわらかくて食べやすそうに見えますが、実際はチョコ、クリーム、スポンジが合わさった大人向けのお菓子です。ロッテのチョコパイは1個あたり157kcal、脂質9.4gで、原材料には小麦、卵、乳、大豆が含まれ、さらに洋酒も使われています。
この記事では、チョコパイは何歳から食べられるのか、子どもにあげるときの注意点、初めて食べさせるときのポイントをわかりやすく解説します。
チョコパイは何歳から食べられる?
チョコパイは、2歳頃以降を目安に、ごく少量から考えるのが安心です。
ただし、これは「食べられることがある」目安であって、幼児に積極的にすすめたいおやつという意味ではありません。農林水産省は、おやつはお菓子だけでなく栄養を補うものも含めて考えることを勧めており、こども家庭庁の保育所向けガイドラインでも、幼児の間食は栄養や水分を補う場とされています。
年齢だけでなく、次のような様子が見られるかも大切です。
- 座って落ち着いて食べられる
- やわらかいケーキ類を上手に食べられる
- 甘いお菓子をまだ食べすぎていない
- 食べる量を大人がしっかり調整できる
1歳でチョコパイは食べられる?
1歳でチョコパイをあげるのは、あまりおすすめされません。
理由は、1歳頃はまだ味覚や消化機能が未熟で、砂糖や脂質の多いお菓子は負担になりやすいからです。文部科学省の教材でも、おやつは1日の必要エネルギーの約1割程度を目安にし、砂糖や脂肪をとりすぎないよう配慮が必要とされています。
さらに、ロッテのチョコパイには洋酒が使われています。量は多くないとしても、小さい子どもに日常的にすすめやすいおやつとは言いにくいです。
どうしてチョコパイは注意が必要なの?
チョコパイはやわらかくて食べやすそうですが、小さい子どもには気をつけたい点があります。
甘さと脂質が多い
ロッテのチョコパイは1個で157kcal、脂質9.4gあります。小さな子どもには1個でも重たくなりやすく、食べすぎると食事に影響しやすいです。
洋酒が使われている
公式の原材料表示には洋酒の記載があります。大人には気にならなくても、幼児向けとしては気になるポイントです。
アレルゲンが含まれている
チョコパイには小麦、卵、乳、大豆が含まれています。これらに食物アレルギーがある場合は注意が必要です。環境再生保全機構のガイドブックでも、食物アレルギー対応は個別に進めることが重要とされています。
口の中でまとまりやすい
しっとりした生地とクリームで食べやすそうに見えますが、小さい子どもだと一気に口へ入れてしまうことがあります。乾いた菓子類やビスケットなどでも乳幼児の窒息事故が起きていると東京都の資料で報告されています。
初めてチョコパイをあげるなら何歳ごろが安心?
初めてあげるなら、2歳後半から3歳頃をひとつの目安にすると安心です。
この頃になると、食べ方が少しずつ落ち着いてきて、量の調整もしやすくなります。ただし、次のような様子があるなら、まだ避けたほうが安心です。
- 口いっぱいに入れやすい
- 甘いものを欲しがりやすい
- 食べながら歩く
- ケーキ類を急いで食べる
年齢よりも、食べ方が落ち着いているかを見ることが大切です。
小さなチョコパイなら早めでも大丈夫?
小さなチョコパイでも、早めにすすめやすいとは言えません。
ロッテの「小さなチョコパイ」は1個あたり74kcal、脂質4.5gで、通常サイズよりは小さいですが、やはり甘いお菓子です。サイズが小さくても、砂糖や脂質の多い洋菓子であることは変わりません。
そのため、「小さいから1歳でも安心」と考えるより、量をさらに調整しやすいだけと考えるほうが近いです。
チョコパイを初めてあげるときのポイント
初めてチョコパイを食べさせるときは、量と食べ方に気をつけることが大切です。
まずはひとくちかふたくちから
最初はほんの少しで十分です。1個まるごとではなく、かなり少なめから様子を見るほうが安心です。
小さく切って出す
そのまま渡すと大きく口に入れやすいので、小さく切ってから出しましょう。
袋ごと渡さない
食べすぎを防ぐためにも、最初から食べる量だけ取り分けるのが安心です。
食べる時間を決める
農林水産省は、お菓子は時間と量を決めてとることを勧めています。だらだら食べを防ぐ意味でも、おやつの時間に少量だけが向いています。
毎日食べてもいい?
チョコパイは、毎日のおやつには向きにくいです。
こども家庭庁の保育所向けガイドラインでは、幼児の間食は三度の食事で補いきれない栄養や水分を補給する場とされています。チョコパイのような甘くて脂質の多い洋菓子は、たまに楽しむおやつにはなっても、日常的なおやつの中心にすると偏りやすいです。
子どもにチョコパイをあげるときの注意点
子どもにチョコパイをあげるときは、次の点に気をつけましょう。
食事に影響しない量にする
1個でも満足感が強いお菓子なので、食事前に食べすぎるとごはんが入らなくなりやすいです。
アレルゲン表示を確認する
商品は改良や変更があるため、実際に食べる前に原材料やアレルゲン表示を確認することが大切です。ロッテも購入時の表示確認を案内しています。
洋酒入りの商品は避けて考える
特に小さいうちは、洋酒入りの洋菓子は慎重にしたほうが安心です。チョコパイの原材料には洋酒の記載があります。
チョコパイより先に試したいおやつは?
チョコパイの前に、もっとやさしいおやつから始めるのがおすすめです。たとえば、
- バナナ
- ヨーグルト
- 蒸しパン
- 焼きいも
- おにぎり
- 幼児向けビスケット
おやつはお菓子に限らず、栄養を補う視点で考えるという農林水産省の考え方にも合っています。
まとめ|チョコパイは2歳頃以降にごく少量からが安心
チョコパイは、2歳頃以降を目安に、ごく少量から考えるのが安心です。
ただし、チョコパイは甘さや脂質が多く、ロッテの公式情報では1個157kcal、脂質9.4gで、原材料には洋酒も含まれています。小麦、卵、乳、大豆のアレルゲンにも注意が必要です。
そのため、1歳であげるのはおすすめしにくく、2歳以降でも日常的なおやつというより、たまに少し楽しむ程度が向いています。おやつは時間と量を決めて、食事に影響しないようにすることが大切です。
初めてあげるときは、少量だけ小さく切って、必ず座って落ち着いて食べさせてくださいね。